やすまる。

一日一日をやすらかに、心身の健康をたいせつに。

文章を書くこと、それは

読書感想文(小説編)何書こうかな〜と考えていたら【今週のお題】が変わってしまいました。残念・・・。

まぁお題じゃなくても書けば良いのですが。

 

最近はてなブログを隅々まで徘徊するようになって驚いたのが、

ブログを書いている人口の多さ!!

はてなブログに投稿しました」とTwitterで投稿すると、またたく間に#はてなブログの新規投稿が重なっていく・・・。

 

はてなブログだけでこれだけいるなら、アメーバブログエキサイトブログライブドアブログその他、全部合わせるとどれだけの方がブログを書いているのだろう。

考えてみるとすごい。

 

作家の川上弘美さんが以前エッセイで書いていた話。

子育てが落ち着いたら暇になってきて、文章を手紙に書いて友達に送っていたけどそのうち誰も感想をくれなくなってきて、仕方がないのでまとめて書いて出版社に送ったらそのまま作家になった、という。ちょっとうろ覚えですが。

 

川上弘美さんはすごく沢山の本を読んでおられるのだと、エッセイを読んだ時に思いました。文章で生きている方はやはり読む量が違うのだなと。

純文学というところもかっこいい。

 

川上弘美さんと同列に語るのはおこがましくアレですが、文章を書くのが好きな人間(わたし)はもう、生きている限り書かずにはいられないのだと思うのです。

頭の中にあふれる感情を、逡巡を、憂いを、気づきを、思い出を、もう文章に残しておかずにはいられない。

 

あと私の場合(ここは人によると思いますが)、私の場合ですよ、友達が、少ない、のです・・・。

学生時代の友達はいますが、皆忙しいので普段それほど連絡を取り合うわけではありません。会おうと思っても新幹線か、高速道路で2時間以上の距離に住んでいるのでなかなか会えません。

何人か心を許せるママ友さんもいますが、あくまで同業他社(同じ時期に子育てをする仲間という意味)という立場なので、純粋に友達のように遊ぶという感じでもなく。

 

正直さみしい。

 

でも、自分の限られた時間を自分の好きに使いたいという気持ちが強いので、そういう自由さはかけがえのないものだなーとも思います。

 

色んなブログやTwitterのツイートを見ていて、本当に皆さん文章がうまくて、絵も上手だったり、構成が読みやすかったり、専門知識が豊富だったりして、もうすっげえな・・・オラわくわくしてきたぞ・・・とひとりごちる所存です・・・すっげえ・・・。

 

私がブログを書くのはほぼ自分の備忘録なので、自分と比べてどうの等は最早思いませんが(というか思わないようにしていますが)、面白い・素晴らしい・素敵な記事を読むと感動して、なんだか励みになります。一方的にw

 

そんな出会いも、ブログをやっていて良かったなと思える瞬間です。

 

 

 

 

↓今まで読んだ 弘美さんのエッセイ↓

エッセイを読むとその人の日常を知ってしまうので、親愛の情を込めて「弘美さん」と呼びたい。

語り口がやさしくて独特ですてきです。

 

どの本に書かれてあったか忘れたけど、弘美さんのお母様がはっさくをむいて冷蔵庫へしまっておく、その姿を「家族に君臨している」と例えていた話が好きです。

あるようなないような (中公文庫)

あるようなないような (中公文庫)

  • 作者:川上 弘美
  • 発売日: 2002/10/01
  • メディア: 文庫
 

 

 

ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

 

 

 ↓ぬか床とのやり取りが好きです。「Blue moon」は冷たい液体を頭頂部から注入されて爪先まで目が覚めるかのような、人生・今この時を考えさせられる、短い話です。

晴れたり曇ったり (講談社文庫)

晴れたり曇ったり (講談社文庫)

  • 作者:川上 弘美
  • 発売日: 2017/02/15
  • メディア: 文庫
 

 

ちなみに記事タイトルは川上弘美さんの小説「光ってみえるもの、あれは」のマネをしてみましたw