やすまる。

一日一日をやすらかに、心身の健康をたいせつに。

とある一日(後半)

下の子が小学校から帰ってきた。

彼女は習い事を3つしており、今日はそのうちの1つがある日だ。

なかなか宿題に着手しようとしない。延々とおやつを食べつづけ、テレビを見つづける。

 

「先にすませたら楽だよ」

「全部終わったらあとでゲームできるよ」

「あーもうこんな時間」

 

どの言葉も彼女に響かず、ただガミガミ言葉を発しただけで終わった。ああ徒労。

 

子供自身がトライアンドエラーをくりかえすのを、見守るしかないのかもしれない。

うすうす気づいてはいる。

 

下の子は素直で、ユニークで、たくましくて、言うことを聞かない。

 

(最近特に)言うことを聞かないしやるべきことをなかなかやらないしゲームもなかなかやめないので、私はつい彼女にガミガミ言ってしまう。

でも彼女はあっけらかんとしているので、私は油断(安心?)して彼女にガミガミを繰りかえす。

 

 

先日、夫に話していたという下の子の言葉。

 

 

「おかあさんってさー、人の気持ちが分かってないんよね。道徳の授業受ければいいのに」

 

 

道徳っ・・・はあ、そうすか・・・

 

 

授業は受けられないので、教科書を読んだ。

初心にかえるってこんな気持ちかあ。

 

最近、下の子にキツくあたってたな。心に余裕がなかったな。下の子にガミガミ言いやすいから、つい言ってた気がする。

色々反省した。道徳の心、たまに思い出そう。

 

 

今日も子供たちの寝息を聞きながら眠りにつく。

あとどれくらいの時間を一緒に過ごせるのかな。

 

若かりし頃、仕事を辞めたあと次の仕事に就くまで、気の赴くままに遊び暮らしたあの時間のことを「ボーナスタイム」と呼んでいたけど、もしかしたら今も、今こそ「ボーナスタイム」なのかもしれない。

 

 

きみたちに会えて本当によかったと思っているよ。

なかよくやろう。

どうぞよしなに。