一日一安

一日一日をやすらかに、心身の健康をたいせつに。

「梅仕事」

丁寧な暮らしというものに、長年憧れていた。

おそらく23歳の時に一人暮らしを始めてからだ。

私の城を、丁寧で細やかで優しいもので満たしたい。そんな気持ちがあったと思う。

丁寧な暮らしについての書籍もずいぶん読んだものだ。

 

先日図書館で何気なく手に取った、丁寧な暮らし的な本をパラパラとめくっていて、「梅仕事」という言葉が目に入った。

梅仕事とは、春に梅を収穫し、梅干しを作ったり、梅酒もしくは梅シロップを作ったりする一連の流れを言うのだが、その言葉をあらためて見た時、雷に打たれたかのように気づいた。

 

私、「梅仕事」したくないわ。

 

梅を収穫したり、その梅を洗って塩漬けにしたのち天日に干したり、シソを入れたり、あるいは氷砂糖とホワイトリカーを入れたりなど、そういうことに興味ないわ。

 

そうした方がずいぶんと安上がりで、おそらく安全なのは分かっているけれど、正直面倒くさいわ。

 

理想と現実のちがい。

やっとそれに気づいた。

丁寧な暮らしを意識するがゆえに理想が高くなり、色々と囚われていたような気がする。

 

丁寧な暮らしでなくたっていいじゃない。

楽しく健やかな暮らしであればそれでオッケーじゃないか。

 

専業主婦もあと2〜3年で終わりにしようと思う。その頃は末っ子も小学校にあがっていることだし。

残念ながら、主婦の仕事にやり甲斐を見出せるほど、家庭的な性質ではなかった。

 

活き活きと生きるために、他にも仕事を持つのだ。

体力をつけるぞ!